インフォセントは、利用者・ご家族から電子的に同意をいただく仕組みです。
これまでの署名・捺印にかわって、利用者・ご家族のご都合の良いタイミングで、スマホでサービス計画書に同意していただけるようになります。
サービス計画書の作成は、今まで通り、介護システム、Word、ExcelなどでOK。
出来上がったサービス計画書をPDFにしてインフォセントに登録し、同意・交付を行います。
インフォセントは、サービス計画書に同意日、同意文言、同意者等を記録して交付し、クラウド※1で安心保管。
紙のサービス計画書の管理から解放され、事業所のペーパーレス化も実現できます。
職員の方はパソコンで、利用者・ご家族はスマホで、いつでも交付されたサービス計画書を確認可能です。
※1 最大級のクラウドサービスAWSを採用しています。
始まりは、デイサービスの現場で「送迎時にご家族とタイミングがあわず署名をもらうのが難しい」という”現場の困りごと”でした。
「介護現場を働きやすくしたい」という想いから複数の介護事業所様※2が参画して研究会が発足し、インフォセントの構想が生まれました。
その後も、ご利用いただいている現場の方々の声を取り入れながら成長を続けています。
※2 現在も、監修者としてインフォセントの開発に参画していただいています。
令和3年度の介護報酬改定において、計画書の説明・同意等を電子的な手段で行う事が認められました。インフォセントはこの指針に沿って、従来の電子サインだけでなくスマホの同意ボタンやタブレットのカメラ撮影を同意手段として実用化※3しました。
従来の署名・押印に替わる電子同意の仕組みとして、各地の事業所様で導入が進んでいます。
※3 先行導入した複数地域の事業所様の管轄行政に確認をとりながら、実運用に至りました。
遠方のご家族へ郵送で同意を依頼するケースでは、印刷・封入・発送・返信確認・保管などの作業が職員の負担になっていました。複数のサービス計画書に同意が必要な場合は、すべてがそろうまで発送できず、その確認作業も必要となります。
加えて、郵便料金の値上げで事業所としての経費も増大。
電子同意を使えば、これらの作業や通信費が不要になります。
サービス担当者会議でケアプランの修正が発生した場合、同意取得のためにご自宅を再訪問するケースでは、ご自宅往復と同意取得の時間が職員の負担になっていました。
ご家族と再訪問の時間調整も必要となります。
ガソリン等の値上げも悩みのタネ。
電子同意を使えば、これらの時間や移動のコストが不要になります。
利用者・ご家族に、ご自身のスマホ※5を使って同意をいただく方法で、多くの事業所様で活用されています。
事業所での操作により、同意依頼の通知がスマホに届きます。サービス計画書の本文のほか、職員からのメッセージや利用者様の近況写真を添付することも可能。
同意する方の都合の良い時にスマホで「同意ボタン」※6を操作すれば同意が完了します。
※5 事前に、事業所でスマホ番号の登録、スマホに専用アプリのインストールが必要です。
※6 スマホの画面上に署名を書いていただく「スマホ署名」の機能も用意しています。
事業所のタブレットで、ご利用者本人に「撮影と同意ボタン」を操作していただき、ご本人の顔写真に操作日時、操作場所の情報を埋め込むことで本人同意の根拠とする電子同意方法です。
通所リハの事業所様で利用が始まりましたが、居宅支援事業所様でも活用が広がっています。
事業所のタブレットで、ご家族様にタブレット画面上に署名を書いていただく電子同意方法です。
スマホの利用登録をしていないご家族様が、事業所に来所して同意する場合に利用されています。